なんとなくやる気が出ない。ぼーっとしてしまう。
そんな時間に罪悪感を覚えたとき、思い出してほしいことがあります。
ぼーっとするのは、あなたの心と体が“整おうとしているサイン”かもしれません。
最近、やる気が出ないあなたへ
やらなきゃいけないことはあるのに、なかなか手がつかない。
時間だけが過ぎていって、ふと気づいたら、何もせずにぼーっとしていた――。
そんな自分に、「またサボっちゃった」と落ち込んでしまうこと、ありませんか?
でも、ちょっと待ってください。
その“ぼーっとする時間”、実はあなたにとってとても大切なものかもしれません。
それ、脳が「ちょっと休ませて〜」って言ってるだけかも
私たちの脳は、想像以上にたくさんのことを処理しています。
仕事、家事、人とのやり取り、SNS、ニュース…。
あれこれ気にしているうちに、頭の中はフル回転。
そんなときに、ふっと何もする気が起きなくなるのは、
「脳のキャパがいっぱいです!一回止まりましょう!」というサインなのかもしれません。
つまり、ぼーっとする時間はサボりじゃなく、脳のメンテナンスタイム。
エネルギーをため直すための、自然な行動なんです。
パフォーマンス = 能力 × 環境 × 調子
よく「もっと頑張らなきゃ」って言いますよね。
でも、がんばるって、実は「能力」だけの問題じゃないんです。
人のパフォーマンスは、
能力 × 環境 × 調子
この3つの掛け算で決まるといわれています。
どれだけ能力があっても、調子が悪かったら結果は出ません。
むしろ、「今日は調子がいいな」というときのほうが、自然と動けたりしますよね。
だから、「調子を整えること」は、とても大事なこと。
その第一歩が、「ぼーっとする時間」なのかもしれません。
コンディションを整えるのも、ちゃんとした“予定”
私たちは、やることを予定に入れるのは得意でも、
「何もしない時間」を予定に入れるのは、ちょっと苦手だったりします。
でも、あえて予定表に「休む」「ぼーっとする」「ただ散歩する」と書いてみると、
それだけで罪悪感が和らぎます。
それは“さぼり”ではなく、“整えるための行動”。
自分を大切にするための時間なんです。
無理しなくていい。調子を整えるのも、ちゃんと頑張ってる
「ぼーっとしてただけなのに…」
そんなふうに思わなくて大丈夫です。
それは、ちゃんとした“回復の時間”であり、“次に動き出す準備”。
何もしない時間の中で、心や体が、少しずつ元気を取り戻しているかもしれません。
無理しなくていい。
自分のコンディションを整えるのも、立派な努力のひとつです。
ぜひ、予定には、“休みスイッチ”の時間も入れてあげてくださいね。