白黒思考で疲れていませんか?
「ちゃんとできた」「失敗した」
「好き」「嫌い」
「正しい」「間違い」
つい、物事を“どちらか一方”で考えてしまうことはありませんか?
このような考え方を、心理学では**白黒思考(=二極思考)**と呼びます。
真面目で責任感のある人ほど、この思考にとらわれやすいものです。
でも、白黒で決めようとするほど、心は緊張しやすくなり、
「うまくいかない自分」に落ち込んでしまうこともあります。
実は、“グレーでいい”と思えるようになるだけで、心はずっと穏やかになるんです。
今日はそのコツをお話ししますね。
白黒思考(二極思考)とは?
白黒思考とは、「0か100か」「正しいか間違いか」といった極端な二択でしか物事を見られなくなる考え方です。
たとえば――
うまくいかなかった=失敗 できなかった=ダメな自分 サボった=怠けてる
このように、間の「まぁまぁ」や「そこそこ」を見落としがちになります。
その結果、自分を責めたり、人間関係でモヤモヤしたりすることが増えてしまうんですね。
白黒で判断すること自体は悪くありません。
ただ、それが“生きづらさ”に繋がってしまう時は、少し見方をゆるめてみるサインです。
なぜ白黒思考になってしまうのか
白黒思考の背景には、
失敗したくない気持ち 人からどう思われるか不安な気持ち 正しくありたいというまじめさ
そんな優しさや努力の気持ちが隠れています。
つまり、白黒思考は「ちゃんと生きよう」としている証でもあります。
だから、責める必要はまったくありません。
ただ、白黒をはっきりさせようとするほど、
グレーの中にある“ゆとり”や“柔らかさ”を見失いやすくなるんです。
穏やかに過ごすための3つのコツ
① 「どちらもあり」で考えてみる
「できた部分もあるし、できなかった部分もある」
そう考えるだけで、0か100ではなく“50もOK”の世界が見えてきます。
自分を100点か0点かで評価するのではなく、
「今日は60点でも十分」と思えると、肩の力が抜けていきます。
② “グレーの時間”をあえて持つ
白黒思考の人は、早く結論を出そうとしがちです。
でも、「今は決めなくていい」と自分に許す時間を持つと、
思考にも心にも余白が生まれます。
焦って答えを出さないことで、
自然と「まぁ、こういうのもありかな」と思える瞬間が増えていきます。
③ 「まぁ、いっか」を口ぐせに
完璧を目指すと、どうしても白黒で考えがちになります。
そんなときこそ、「まぁ、いっか」とつぶやいてみましょう。
それだけで、張りつめた気持ちがふっとゆるむはず。
自分を甘やかすのではなく、自分を休ませてあげるための言葉です。
グレーを受け入れると、心は軽くなる
白黒思考は、まじめで一生懸命な人ほど持ちやすい思考です。
だからこそ、グレーを受け入れることは“怠け”ではなく“やさしさ”なんです。
「白でも黒でもなく、グレーのままでいい」
そう思えるようになると、自分にも他人にも優しくなれます。
完璧じゃなくていい。
途中でもいい。
そのままの自分で、十分なんです。
まとめ
白黒思考(=二極思考)をやめたいと感じたときは、
「どちらもあり」と思える小さな一歩から始めてみてください。
人生の多くはグレーでできています。
その曖昧さを受け入れたとき、心は驚くほど軽くなります。
「まぁ、これもありだよね」
そんな言葉を、今日一日、自分にかけてあげてください。
