最近、ちょっとしたことで疲れてしまうことってありませんか?
朝の支度だけでヘトヘトになったり、ペンを落としただけなのにイライラしたり、スマホの通知を見るだけで「うっ」となったり。
もしかしたらそれ、「気持ち」がキャパオーバーしているサインかもしれません。
キャパオーバー中の心は、とっても繊細なんです。
ふだんならスルーできる一言が、やけに刺さったり。返事をするのも、テレビをつけるのも、なんか面倒に感じたり。
そんなとき、脳の中では”ワーキングメモリ(作業用のメモ帳)”がパンパンになっていて、もうこれ以上、情報も刺激も受け取りたくないよ〜ってなっている状態です。
わたしはこの状態を「心のコップから水が溢れまくりモード」と呼んでいます(勝手に)。
まずは「何もしない」がいちばんの薬
こういうとき、つい「なんとかしなきゃ」「気持ちを切り替えなきゃ」って思いがちですが、本当に必要なのは、“何もしない”時間だったりします。
たとえば、ソファに座ってぼーっとする。
目を閉じて、なんとなく天井を見てるだけ。
お気に入りのクッションを抱えて、呼吸だけしてる。
それでいいんです。それがいいんです。
「何もできない自分」を責めなくてOK。
いまは“動かないことで回復してる”と思ってみてください。
心に少し余白が戻ったら、好きなことをひとつだけ
しばらく何もしないでいると、ふっと呼吸が深くなる瞬間があります。
それが“回復の兆し”かもしれません。
そんなときは、小さな「好き」をひとつだけ、ゆっくりやってみてください。
・コーヒーを淹れてみる
・静かな音楽を流す
・散歩じゃなくても、ベランダに出る
・意味もなくノートに丸をかく
・ひたすらゴロゴロする
「やらなきゃ」じゃなくて「これなら…できるかも」くらいの気持ちで◎
穏やかさは、がんばって取り戻すものじゃない
心がしんどいときほど、「がんばって元気を出そう」としがちですが、それって逆に、さらに疲れちゃうこともあります。
そんなときは、がんばらないで、ぼーっとして、ゆっくり回復することを優先してみてください。
穏やかさって、無理に取り戻すものじゃなくて、静かに、自然に、戻ってきてくれるものなんだと思います。
いかがですか?これならすぐに取り入れることができそうだと思いませんか?
もし、気持ちがキャパオーバーだなと感じたら、ぼーっとすることから始めてみましょう。
あなたの気持ちが少しずつ余裕を取り戻して、穏やかに過ごせるヒントになれば嬉しいです。