ツァイガルニク効果と、穏やかに過ごすための工夫

「終わっていないこと」が頭から離れない

仕事や家事をしているとき、「あのメールまだ返してないな」「洗濯物をたたまなきゃ」と、つい頭に残ることってありませんか?

これは心理学で「ツァイガルニク効果」と呼ばれる現象。人は終わったことより、終わっていないことの方を強く覚えてしまうのです。

だからこそ、「まだ終わってない」という気持ちが積もると、脳が常にざわつき、穏やかさから遠ざかってしまいます。

穏やかに過ごすためのヒント

では、この効果に振り回されないためにはどうすればいいのでしょうか?

いくつかのコツをご紹介します。

1. 書き出す

頭の中に浮かんだ「やらなきゃ」をメモに書き出すだけで、脳は「いったん処理された」と感じやすくなります。頭のメモリーを解放できるんです。

2. 小さく区切る

「レポートを完成させる」だと重たいですが、「タイトルを考える」「見出しを3つ書く」と細かくすれば、終わらせやすくなり、脳も安心します。

3. あえて“未完”を利用する

逆に、途中で区切ることも有効です。たとえば本を最後まで読まず、良いところで止めておくと「続きをやりたい」というエネルギーが残ります。次の行動へのモチベーションにもつながります。

穏やかさは「完了感」から

ツァイガルニク効果を知ると、「あぁ、私が落ち着かないのは性格のせいじゃなくて脳の仕組みなんだ」と気づけます。

だからこそ、完了させる工夫や、メモに頼る工夫を少し取り入れるだけで、頭の中の雑音が減り、穏やかな気持ちに近づけるのです。

「終わっていないことがあるのは当たり前」

そうやって肩の力を抜きながら、ちょっとした工夫で脳を安心させていきましょう。

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