夜、布団に入ると頭の中でグルグル…。
「どうしよう」「あの時ああ言えばよかったかな」なんて考え出すと、なかなか眠れなくなることってありますよね。
でも、朝になると――
「あれ、なんであんなに悩んでたんだろう?」
そんなふうに感じることも少なくありません。
実はこれ、脳の働きと深い関係があるんです。
睡眠中は「脳の整理整頓タイム」
眠っている間、脳は記憶や感情を整理しています。
特にレム睡眠(夢を見やすい眠りの時間)では、感情と記憶のつながりを調整する働きがあります。
たとえば、嫌な出来事の「感情のトゲ」を和らげる。
出来事そのものは記憶に残っても、感情の重さは軽くなる。
そのため、朝になると昨日の悩みが落ち着いて感じられるのです。
前頭前野の回復
悩んでいるとき、実は脳の「前頭前野(冷静に判断する場所)」の働きが弱まっています。
夜は特に疲れがたまって、冷静さがなくなりやすい。
でも眠ることで前頭前野が回復し、バランスを取り戻す。
すると、朝には「考えても仕方ないことだな」「別の方法もあるかも」と視野が広がるんですね。
まとめ
悩みが寝たらなくなるのは――
睡眠中に脳が感情を整理してくれる
前頭前野が休んで冷静さを取り戻す
この2つが大きな理由です。
だからこそ、答えが出ないときは無理に考えずに休むこと。
「寝たらどうにかなる」には、ちゃんと脳科学的な根拠があるんですよ。
「悩みは夜より朝の方が小さく見える」――そう思えたら、今夜も安心して眠れそうですね。
