出来事をしっかりと受けとめよう
穏やかに生きるためのマインドセットとして有用な考え方は、”良いことも悪いことも色々あって当たり前”と言うことです。
これから起こる出来事をコントロールできる人はいませんよね。
一見、悪いことだと思える出来事に対して、”あー、悪い事が起こった”といちいち落ち込んでしまうのはもったいないです。
気持ちが落ち込むことが繰り返されると、あなたの感情は、出来事に振り回されてクタクタになってしまって、穏やかに過ごすことは難しくなっていきます。
では、穏やかに過ごすためにあなたにできることは何だと思いますか?
穏やかに過ごすための出来事の捉え方
それは、起こった出来事をポジティブにとらえると言うことです。
例をお話しします。あなたも聞いたことがある話かもしれません。
ここに容量の半分の水が入ったコップがあるとします。
この水が入ったコップを見て、あなたは次のどちらのように感じるでしょうか。
- 水が半分”も”ある。
- 水が半分”しか”ない。
1番は、水の量が十分にあると感じています。満たされていると言うポジティブな感情です。
2番は、水の量が足りないと感じています。不足していると言うネガティブな感情です。
同じものを見ているのにも関わらず、捉え方が異なっていますね。
どちらの感情が穏やかに生きることに繋がると思いますか?
もうおわかりのように1番ですね。

どんな出来事に対しても、1番のようにポジティブな感情を抱くことができれば、穏やかに過ごせるようになります。
そのために、1つ意識して欲しいことがあります。
先ほどのコップの例では、水の量を見てどう”感じる”かをお話ししました。
“感じる”と言うのは反応ですので、簡単には変えることができないかもしれません。
そこで、ネガティブに反応してしまった時の解決方法を提案します。
もし、ネガティブな感情が出てきてしまっても諦めないで次の考え方を試してみてください。
やってみよう!~感情を意識的に置き換える~
はじめは
「コップの水は半分しかない(ネガティブ)」と感じても、その後に「でも、半分もあると考えることもできる(ポジティブ)」と意識的にポジティブな感情に置き換えてみるのです。
色々な出来事に対して置き換えを繰り返していくうちに、自然とポジティブな感情で捉えることができるようになっていきます。
意識的にやってみる⇒習慣になる⇒自然とできるようになる
というイメージです。
新しい考え方は必ず身に付けることができますので、焦らずゆっくりと取り組んでいきましょう!